スキルの左右差

2019.06.16

右打ちと左打ちでの2m距離を目標に停止させるパッティング課題   (鈴木タケル)

 

私が旧東独スポーツ科学に興味を持ったきっかけは、ゴルフにおいて本来右打ちの人が左打ちの練習をしたときに現れる効果性を調べたことからでした。ゴルフはおろかその他のスポーツやトレーニングについても左右差(ラテラリティ)を扱っていることは少なく、様々なことを調べていました。その時に旧東独トレーニング方法の中に左右をとりいれた方法があることを知りました。また、東洋では弓道での左射法の有効性などまでも調べました。それから約10年経ち、様々な人の協力を得て、ゴルフの論文を出版することができました。ほんとうに様々な人にお世話になったのですが、その中の一人で実験に使用したパターマットの(パターマット工房PROゴルフショップ)井上様が私の論文を工房ブログで紹介してくれました。簡潔にまとめられてますので興味ある方は読んでください。「初心者とプロゴルファーの優勢側スタンスと非優勢側スタンスにおけるストローク距離誤差の比較」

英語版全文 A comparison of stroke distance error from dominant and non-dominant putting stance in professional and novice golfers

詳しい解説はこちら EVIDENCE GOLF VOL.12 非利き手側には様々な可能性がある
―プロvsアマの左右打ちパッティング比較研究(世界ゴルフ学会採択論文)から―